TableCheckの料金と評判:特徴と無料の代替を比較
TableCheck(テーブルチェック)は、グルメサイトの送客手数料に頼らない「自社予約」を早くから掲げてきた東京発の予約システムです。ホテルやミシュラン掲載店での導入が多く、ノーショー対策機能の充実ぶりでも知られています。一方で、料金は公開されておらず、小規模な個人店にとっては導入のハードルが見えにくいのも事実です。
この記事では、TableCheckの特徴と料金の考え方を整理したうえで、無料プランのある予約システムViteUneTableとの違いを公平に比較します。どちらも「手数料に頼らない自社予約」という同じ方向を向いたサービスです。だからこそ、規模と予算でどう選び分けるかを正直に解説します。
TableCheckとは
株式会社TableCheckが提供する飲食店向け予約・顧客管理システムです。公式サイトによると導入は約13,000店舗以上(2026年9月確認、公称値)。ヒルトンやハイアットなどのホテルダイニング、ミシュラン掲載店といった高価格帯のレストランが目立ちます。
特徴をまとめると次のとおりです。
- 送客手数料なしの自社予約:公式サイト経由の予約に人数あたりの手数料がかからないことを明確に打ち出しています
- インバウンド対応:ゲスト向け予約ページは23言語に対応し、訪日客の予約に強いのが持ち味です
- 「Google で予約」対応:2020年2月から連携を開始した、国内でも早いパートナーの1つです(公式発表)
TableCheckの料金:公式には非公開
TableCheckの料金は公式サイトに掲載されておらず、要問い合わせです(2026年9月確認)。ネット上には初期費用や月額の推定値が出回っていますが、公式に確認できないため、この記事では取り上げません。検討する場合は、見積もりを取ったうえで「月額固定費+オプション費用」の合計を、現在グルメサイトに払っている送客手数料と比べてみることをおすすめします。
なお、料金が非公開であること自体は高級店向けSaaSでは珍しくありません。席数や店舗数によって構成が変わるためです。ただ、開業したばかりの個人店が「まず試してみる」には、問い合わせと商談という手順はどうしても重くなります。
ノーショー対策機能は業界屈指
TableCheckの強みとして真っ先に挙げるべきは、無断キャンセル対策の層の厚さです。
- 与信型(カード仮押さえ)と事前決済型の両方に対応し、メニューや予約条件に応じて使い分けられます(詳しい仕組みは事前決済とデポジットの解説記事をご覧ください)
- 2025年11月13日からは、ゲスト向けの**「TableCheckキャンセル保険」**を保険会社と連携して開始しました。交通機関の遅延や急病など所定の理由なら、ゲストが払ったキャンセル料の100%が補償される仕組みです(公式発表)
キャンセル料を「請求しやすくする」だけでなく「ゲストが払いやすくする」方向まで踏み込んでいるのは、正直に言って業界でも先進的です。
正直な評価:TableCheckが向いているお店
比較記事だからこそ、先に強みをはっきり書きます。
- ホテル・高級店・コース主体の店には最有力の選択肢です。客単価が高く、1件のノーショーの損失が大きい業態ほど、充実した与信・事前決済機能が生きます
- 訪日客の多い店にも強い。多言語対応と海外発行カードへの対応は、インバウンド比率が高いお店で真価を発揮します
- 調査レポートやコラムの発信も活発で、飲食店向けの情報源としても信頼できる会社です
ViteUneTableとの違い
同じ「送客手数料に頼らない自社予約」の陣営で、違いは主に規模感と料金の透明性です。
| 項目 | TableCheck | ViteUneTable |
|---|---|---|
| 料金 | 非公開(要問い合わせ) | サイトに全額掲載 |
| 無料プラン | なし | あり(期間無制限) |
| 人数あたりの手数料 | なし | なし(手数料0%) |
| ノーショー対策 | 与信・事前決済・キャンセル保険 | カード仮押さえ(スタンダードパック+ノーショー) |
| 多言語対応 | 23言語 | 37言語 |
| 主な導入層 | ホテル・高級店 | 個人店・小規模店 |
ViteUneTableの無料プランは期間の制限なく使え、予約の受付と管理、予約確認メールまで月額0円です。ノーショー対策が必要になったら、スタンダードパック+ノーショー(税抜€49/月〜)で予約時のカード仮押さえ(金額を確保しておき、来店すれば請求しない仕組み)を追加できます。料金はユーロ建てで、€49は1ユーロ≈170円換算で約8,300円です(2026年9月のレート、為替により変動します)。
TableCheckの見積もりを取る前に「そもそも自社予約でどれくらい予約が入るか」を無料で確かめられるのが、いちばん現実的な使い分けかもしれません。
どちらを選ぶべきか
- ホテル・高級店・インバウンド主体:TableCheckの見積もりを取る価値は十分あります
- 個人店・開業したての店・まず無料で始めたい店:ViteUneTableの無料プランで自社予約を立ち上げ、必要になった時点でノーショー対策を足すのが低リスクです
- どちらを選んでも、グルメサイトの送客手数料に売上を削られない体制づくりという方向は同じです。全体の選び方は飲食店向け予約システムの比較記事にまとめています
よくある質問
TableCheckの料金はいくらですか?
公式には公開されておらず、要問い合わせです(2026年9月確認)。ネット上の推定値は公式に確認できないため、検討時は必ず見積もりを取り、月額固定費とオプションの合計で判断してください。
TableCheckに手数料はかかりますか?
公式サイト経由の自社予約について、TableCheckは送客手数料なしを明確に掲げています。グルメサイトのような人数あたりの従量課金はありません(月額利用料は別途かかります)。
TableCheckキャンセル保険とは何ですか?
2025年11月に始まった、予約ゲスト向けの保険です。交通機関の遅延や急病など所定の理由でキャンセルした場合、ゲストが負担したキャンセル料の100%が補償されます。お店側にとっても、キャンセル料を請求しやすくなる効果が期待されています。
小規模な個人店でもTableCheckを使えますか?
利用自体は可能ですが、料金が非公開のため、まず問い合わせが必要です。月額0円で始めたい場合は、無料プランのあるViteUneTableのような選択肢から試し、予約数が育ってから比較検討する方法もあります。
ViteUneTableとTableCheckは併用できますか?
どちらも自社予約の窓口という同じ役割なので、併用よりも使い分けをおすすめします。予約導線は1つにまとめたほうが、ダブルブッキングの防止と顧客データの一元管理の面で有利です。
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