飲食店向け予約システムのおすすめ比較:手数料と料金で選ぶ2026年版
「ネット予約を受けたいが、どのサービスを選べばいいのか分からない」。飲食店の予約まわりは、食べログ・ぐるなび・ホットペッパーグルメといったグルメサイト、トレタやTableCheckのような予約台帳サービス、そして自社サイトで直接予約を受ける仕組みまで、選択肢が多く料金体系もバラバラです。
特に見落としやすいのが送客手数料。グルメサイト経由のネット予約には、来店人数×数十円〜数百円の従量課金がかかるのが一般的で、月の予約が増えるほど負担も増えます。一方で、ViteUneTableのような手数料0%の予約システムを使って自社予約を増やせば、この従量課金そのものが発生しません。
この記事では、主要なサービスを同じ基準で比較し、店のタイプ別にどう選べばいいかを整理します。価格はすべて2026年9月に各社の公式ページで確認したものです(非公開の場合はその旨を明記)。
予約システムの選び方:5つの比較ポイント
- 送客手数料の有無:予約1件ごと(多くは来店人数ごと)に課金されるか。月100組×2名なら、1人200円で月4万円になります。
- 月額固定費:0円のサービスから月3万円超まで。固定費と従量課金の組み合わせで実質コストを計算しましょう。
- 自社予約かグルメサイト集客か:新規のお客様を連れてくるのはグルメサイトの強み。常連やGoogle検索からの予約は自社予約で受けるのが合理的で、両者の併用が現実解です。
- ノーショー対策機能:事前決済やクレジットカードの仮押さえ(与信)、リマインドメールがあるか。無断キャンセル対策は予約を受ける仕組みとセットで考えるべきテーマです。
- 「Google で予約」対応:Google検索やGoogleマップから直接予約を受けられる仕組み。対応しているシステム経由でのみ利用できます。
主要サービス比較表(2026年9月確認)
| サービス | 月額固定費 | 送客手数料(人数あたり) | タイプ |
|---|---|---|---|
| ViteUneTable | 無料プランは0円、スタンダードパックは税抜€29/月〜 | 0円 | 自社予約 |
| レストランボード | 0円 | 0円(ホットペッパー経由の予約は別途) | 予約台帳 |
| トレタ | 非公開(要問い合わせ) | 0円 | 予約台帳 |
| TableCheck | 非公開(要問い合わせ) | 自社経由は0円 | 予約台帳 |
| ebica | 非公開(要問い合わせ) | 0円 | 予約台帳 |
| 食べログ | 0円(有料プランは別途) | ランチ100円・ディナー200円(税抜) | グルメサイト |
| 楽天ぐるなび | 0円〜33,000円 | ランチ41円・ディナー205円(スタートプラン) | グルメサイト |
| ホットペッパーグルメ | 0円 | ディナー150円(税抜)+50ポイント・ランチ40円(税抜)+10ポイント | グルメサイト |
自社予約型・予約台帳サービス
ViteUneTable(ヴィット・ユンヌ・ターブル)
自社サイトやGoogleから直接予約を受けるための予約システム・オンライン予約台帳です。特徴ははっきりしています。
- 無料プランは期間の制限なくずっと使えて、手数料0%。人数あたりの送客手数料は一切ありません
- 予約ページはゲスト向けに37言語対応。訪日のお客様のネット予約もそのまま受けられます
- スタンダードパック(税抜€29/月〜)でリマインドメールや「Google で予約」に対応
- スタンダードパック+ノーショー(税抜€49/月〜)では予約時にカードを仮押さえでき、ノーショー最大95%削減をうたっています
- 契約期間の縛りなし
正直に書くと、弱点は2つ。料金がユーロ建てであること(税抜€29は2026年9月のレートで約5,000円。為替により変動します)、そしてグルメサイトのような送客力はないことです。新規集客はグルメサイトやGoogleビジネスプロフィールに任せ、リピーターと指名検索の予約を手数料ゼロで受ける、という併用がいちばん効果的です。
レストランボード(リクルート)
リクルートの無料予約台帳アプリで、基本料金0円(公式)。同じAir IDでAirレジ(無料POSレジ)と連携でき、台帳としての完成度は高いサービスです。ただしネット予約の受付はホットペッパーグルメとの契約が前提になる機能があり(公式サイトに「オプション機能、もしくはホットペッパーグルメとのご契約が必要です」と明記)、その場合は予約ごとの手数料が発生します。「台帳は無料、集客はリクルート経由で従量課金」という構造を理解した上で使うのが正解です。
トレタ
iPad予約台帳の草分けで、電話予約もネット予約も一元管理できます。料金は非公開(要問い合わせ)。2026年2月にLINEヤフーの連結子会社となり、同年8月には「LINEで予約」とのリアルタイム連携も始まりました。LINE経由の予約導線を重視する店には強力な選択肢です。
TableCheck
自社予約に強い予約・顧客管理システムで、自社経由の予約に送客手数料はかかりません。事前決済やカード与信によるノーショー対策、多言語対応などインバウンドや高単価業態に強いのが特徴。料金は非公開(要問い合わせ)です。
ebica(エビカ)
予約台帳に加えて、複数のグルメサイトの空席在庫をまとめて管理するサイトコントローラーと、AIが電話予約に応答するAIレセプションを備えます。グルメサイトを複数併用している店の在庫管理には独自の強みがあります。料金は非公開(要問い合わせ)。
AutoReserve・OpenTableなど
AutoReserveはAIが店に電話をかけて予約を取る消費者向けアプリで、訪日客の利用が目立ちます(店側の予約台帳サービスもあり)。OpenTableは世界的には大手ですが、日本では掲載店舗が限られ、料金も公開されていません。高級店向けには一休.comレストランやOMAKASE(成果報酬・ゲスト側手数料型)といった送客サービスもあります。
グルメサイトのネット予約
食べログ
ネット予約は導入費用・固定費0円で、**来店人数×ランチ100円・ディナー200円(税抜)**の従量課金(公式。来店したお客様の分だけ課金され、キャンセルには課金されません)。検索順位を上げる有料プランは別途あります。口コミ資産と送客力は業界屈指です。
楽天ぐるなび
スタートプラン(無料)からベーシックプラン(月額33,000円)までの掲載プランに加え、ネット予約には送客手数料がかかります。スタートプランでランチ41円・ディナー205円/人、有料プランでは楽天ポイントの原資設定により変動します(公式資料は要問い合わせのため、代理店公表値・2026年9月確認)。楽天ポイントが付く点は予約者側のメリットです。
ホットペッパーグルメ
月々の掲載料は無料で、「支払いは予約が入った分だけ」という成果報酬型(公式)。ネット予約ごとに、ディナーは1人あたりネット予約手数料150円(税抜)+ポイント付与料50ポイント、ランチは40円(税抜)+10ポイントが発生します(公式・2026年9月確認)。クーポン文化と宴会需要、ネット予約の利用者数では国内最大級です。
ヒトサラ
料理人の顔が見える編集方針が特徴のグルメサイトで、「Google で予約」にも対応しています。プランや手数料は要問い合わせです。
迷ったらこう選ぶ
- とにかく0円で始めたい:ViteUneTableの無料プラン(自社予約・手数料0%)か、レストランボード(台帳。ネット集客はホットペッパー契約前提)
- 新規集客がほしい:グルメサイトを1つに絞って掲載し、送客手数料を「広告費」として管理する
- 手数料を減らしたい:グルメサイトは維持しつつ、Googleビジネスプロフィールと自社予約ページを整えて、指名検索とリピーターを手数料0%の導線に移す
- 無断キャンセルに悩んでいる:カード仮押さえや事前決済に対応したシステム(ViteUneTableのスタンダードパック+ノーショー、TableCheckなど)を選ぶ
よくある質問
予約システムとグルメサイトはどう違いますか?
グルメサイト(食べログ・ぐるなび・ホットペッパーグルメなど)は集客媒体で、掲載と引き換えに送客手数料や掲載料がかかります。予約システム(予約台帳)は、電話・自社サイト・Googleなど複数の経路の予約を一元管理する店側の道具です。多くの店は両方を併用しています。
送客手数料は月にいくらぐらいになりますか?
たとえばディナー予約が月100組・平均2名なら、1人200円のサイトで月40,000円です。来店人数×単価×組数で簡単に試算できるので、月次の実質コストを固定費と合わせて比較しましょう。
無料で使える予約システムはありますか?
あります。ViteUneTableの無料プランは期間の制限なく使えて手数料0%、レストランボードも基本料金0円です。ただし「無料」の中身は異なり、レストランボードのネット予約集客はホットペッパーグルメ経由の従量課金が前提になる構造です。
「Google で予約」はどうすれば使えますか?
対応している予約システムやグルメサイト(ViteUneTableのスタンダードパック以上、ぐるなび、トレタ、TableCheck、ebica、ヒトサラなど)を経由して利用します。Google検索やGoogleマップの店舗情報から直接予約が入るようになります。
ノーショー(無断キャンセル)対策はシステムで何ができますか?
リマインドメールでの前日確認、予約時のクレジットカード仮押さえ(与信)、コース予約の事前決済が代表的です。経済産業省が関わった2018年のレポートでは、無断キャンセルによる飲食店の損失は年間約2,000億円と推計されています。
個人経営の小さな店でも予約システムは必要ですか?
紙の台帳と電話だけでも営業はできますが、営業中に電話を取れず予約を逃す、記入ミスでダブルブッキングが起きる、といった機会損失は小さくありません。無料プランのあるサービスなら、コストをかけずにネット予約の受付から試せます。
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