「Google で予約」を飲食店で使うには:仕組み・設定方法・費用
Googleマップでお店を見つけたお客様が、電話もグルメサイトも経由せず、その場でテーブルを予約する。それを実現するのが「Google で予約」(Reserve with Google)です。Google検索やGoogleマップのビジネスプロフィールに「テーブルを予約」ボタンが表示され、お客様はGoogleの画面を離れることなく予約を完了できます。
いま飲食店探しの主戦場はGoogle検索とGoogleマップに移っています。せっかくMEO対策でプロフィールを整えても、そこから予約までの導線が「電話のみ」では、多くのお客様を取りこぼします。プロフィールに予約ボタンを付け、自社予約を受けられる予約システムと組み合わせることが、この取りこぼしを防ぐいちばんの近道です。
この記事では、「Google で予約」の仕組みと導入手順、費用、そして導入前に知っておきたい注意点を解説します。
「Google で予約」とは?
「Google で予約」は、Googleが提携する予約サービスと連携して、Google検索・Googleマップ上から直接予約を受け付けられる仕組みです。ポイントは3つあります。
- 予約はGoogleの画面内で完結します。外部サイトへの移動や会員登録の手間がないため、途中離脱が起きにくい導線です
- Google自体は予約ごとの手数料を取りません。費用が発生するとすれば、連携する予約システム側の料金です
- 入った予約は、連携している予約システムの予約台帳にそのまま届きます。管理の場所は普段と変わりません
仕組み:対応する予約システム経由でのみ使える
ここがいちばん誤解されやすい点です。「Google で予約」はGoogleビジネスプロフィールの設定画面だけで有効にできる機能ではなく、Googleと公式に連携している予約システム(パートナー)と契約して初めて使えます。
飲食店向けでは、ぐるなび、トレタ、TableCheck、ebica、ヒトサラ、Rettyなどが連携パートナーとして知られています(2026年9月時点、各社公表情報より)。一方、食べログとホットペッパーグルメは、この時点で連携パートナーとしては案内されていません。グルメサイトに掲載していても、それだけでGoogleの予約ボタンが付くわけではない、ということです。
ViteUneTableも「Google で予約」プログラムの公式パートナーです。詳しくは後述します。
導入手順:5つのステップ
- Googleビジネスプロフィールのオーナー確認を済ませる。店名・住所・営業時間などの基本情報を正確に整えておきます
- 「Google で予約」に対応した予約システムと契約する。すでに対応システムを使っている場合は、管理画面で連携を有効にするだけのことが多いです
- 予約システム側で連携設定を行う。席数や予約枠、コースなどの受付条件を設定します
- 表示内容を確認する。連携後、プロフィールに予約ボタンが表示されるまで通常は1週間ほどかかります
- テスト予約をして、予約台帳に届くことを確認する
導入のメリット
- 検索からの予約導線が最短になる。「地域名+業態」で検索したお客様が、そのまま数タップで予約まで進めます
- 電話対応の負担が減る。営業中に鳴る予約電話の一部が、自動で台帳に入るネット予約に置き換わります
- MEO対策の成果が売上に直結する。プロフィールの閲覧数を増やす施策と、予約ボタンという受け皿がセットになります
- 訪日のお客様にも有効。Googleマップは訪日客の店探しの標準ツールであり、電話のいらない予約導線はインバウンド対応そのものです
注意点とデメリット
正直に書くと、注意点もあります。
- 費用は連携する予約システム次第。Google自体は無料でも、予約システムの月額料金や従量課金は別です。契約前に料金体系を確認しましょう
- お客様側にGoogleアカウントが必要です。電話予約や自社サイトの予約フォームなど、他の導線も残しておくのが安全です
- Google上の表示に依存する導線なので、口コミ評価やプロフィールの充実度の影響を受けます。グルメサイト依存を減らして自社予約を増やす施策全体の一部として位置づけるのがおすすめです
ViteUneTableで「Google で予約」を使うには
ViteUneTableは「Google で予約」プログラムの公式パートナーで、連携により、お客様はGoogleのビジネスプロフィール(GoogleマップおよびGoogle検索)から直接、手数料なしで、Googleを離れることなくテーブルを予約できます。予約は他の予約と同様、オンライン予約台帳に自動で届きます。
利用条件ははっきりお伝えします。「Google で予約」はスタンダードパック(税抜€29/月〜)以上に含まれる有料オプションで、無料プランでは利用できません。まず無料プランで自社サイトやSNSからの予約受付を始め、Google経由の予約も取りたくなった段階でスタンダードパックに切り替える、という順番で無理なく導入できます。どのプランでも人数あたりの送客手数料は一切かからず、契約期間の縛りもありません。
どの予約システムを選ぶか迷っている場合は、飲食店向け予約システムの比較記事で主要サービスを同じ基準で整理しています。
よくある質問
「Google で予約」の利用に費用はかかりますか?
Google自体は掲載料も予約ごとの手数料も取りません。費用が発生するのは連携する予約システム側で、料金体系はサービスによって異なります。ViteUneTableの場合はスタンダードパック(税抜€29/月〜)に含まれます。
Googleビジネスプロフィールの設定だけで予約ボタンを付けられますか?
いいえ。「Google で予約」は、Googleと連携している予約システムとの契約が前提です。プロフィール単体で有効にできるのは、外部予約ページへのリンク設置までです。
予約はどこに届きますか?
連携している予約システムの予約台帳に、他のネット予約と同じ形で届きます。Googleの管理画面を別途監視する必要はありません。
ボタンが表示されるまでどのくらいかかりますか?
連携設定の完了後、通常は1週間ほどでビジネスプロフィールに予約ボタンが表示されます。表示後は必ずテスト予約で動作を確認しましょう。
食べログやホットペッパーグルメの掲載だけで「Google で予約」は使えますか?
2026年9月時点では、両サービスとも「Google で予約」の連携パートナーとしては案内されていません。対応している予約システム(ぐるなび、トレタ、TableCheck、ebica、ヒトサラ、ViteUneTableなど)との契約が必要です。
「Google で予約」をやめたくなったら?
連携している予約システム側で無効化を依頼すれば、ビジネスプロフィールから「テーブルを予約」ボタンが消えます。ただしGoogle経由の予約が多い店では予約数が大きく減る可能性があるため、比率を確認してから判断するのがおすすめです。
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